『学習コンピュータ』1973
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[1月号]
クラブ訪問「文化祭の人気者,一宮商業高校のコンピュータ」86-87頁
千葉県にある一宮商業高校の「電算クラブ」の文化祭展示を紹介している。出しものが「恋人選び」「職業適性」「絵」というところが微笑ましくもある。とはいえ,これらのプログラムをCOBOL言語を使って3か月かけて自作したという。使用コンピュータはファコム230/15と230/10の2台だそうだが,全国の高校で2台もコンピュータが入っているところは珍しいと記されている。
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[2月号]
高校訪問「休み時間もデバッグ,デバッグ」〈静岡県島田商業高校〉88-89頁
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[3月号]
フラッシュ・ルポ「日電コンピュータ博物館オープン =過去・現在・未来の誇りと夢がいっぱい=」18-21頁
クラブ訪問「ミニコンをフルに活用して −兵庫県東播工業高校−」88-89頁
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[8月号]
わが校わがクラブ「2時間授業でがっちり専門技術を」〈千葉県立千葉工業高等学校〉86-87頁
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[10月号]
特別企画「米巨大コンピュータシステム ARPANETの全貌」(東京大学・石田晴久)63-71頁
わが校わがクラブ「日本唯一,女子の情報技術科 =3時間連続授業で実習効果を上げる−福島県日本女子工業高等学校=」86-87頁
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[12月号]
わが校わがクラブ「3言語を自由に駆使して… =高校の情報処理教育の草わけ,北海道小樽商業高校=」86-87頁
海外レポート「大学と直結したイギリスの情報処理教育」88-91頁
イギリスには,高校が独自でコンピュータをもって教育していくという方向はみられない。その代り,大学の大規模なコンピュータ施設と結びついたり,スコットランドのようにセンタを作って共同利用したりするいき方が定着しつつある。その代表的なものとして,先駆的な役割を果たしているのがロンドン大インペリアル・カレッジである。1971年だけをみても,ここで処理された高校のプログラムは28,299件。同年11月のピークには1週間に1,250件がもちこまれている。
記事によると,1970年当時の全英中等学事委員会が「全生徒にコンピュータ教育を」という方向づけを打ち出したとあり,イギリスが情報処理教育に懸命に取り組んでいると報告されている。
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