『学習コンピュータ』1974

『学習コンピュータ』1974   — [2月号] イラスト・アプリケーション「お世話になります,入学から卒業まで =国際基督教大学(ICU)のコンピュータ・システム=」7-11頁  「ICU入学試験システム」「ICU教務事務システム」について紹介している。 特別企画「ソフトウェア会社の現状と問題点 =発展過程,採算面,勤労状況から今後の動向を探る=」55-63頁   わが校わがクラブ「少人数クラスで徹底学習 =導入1年目の都…

『学習コンピュータ』1973

『学習コンピュータ』1973   — [1月号] クラブ訪問「文化祭の人気者,一宮商業高校のコンピュータ」86-87頁 千葉県にある一宮商業高校の「電算クラブ」の文化祭展示を紹介している。出しものが「恋人選び」「職業適性」「絵」というところが微笑ましくもある。とはいえ,これらのプログラムをCOBOL言語を使って3か月かけて自作したという。使用コンピュータはファコム230/15と230/10の2台だそうだが,全国の高校で2台も…

『学習コンピュータ』1972

『学習コンピュータ』学習研究社 この時期の毎号の目次には「コンピュータは人類の造った偉大なマシン。よりよき活用が,明日の社会を演出する」という標語が掲げられている。 — [1月号] 特別企画「絵で見る未来のコンピュータ都市」(文・南條優/絵・緒方健二)14-23頁 世界最初のコンピュータENIAC誕生から25年が経過した時期に描かれた未来予想図。日本におけるコンピュータが1万台を超えようとしていると記されている。「ショッピン…

史料渉猟を始めます

 教育と情報の史料を集め続けているものの,なかなか紐解くところへ踏み出せていませんが,少しずつここで作業を進めることにします。  まずは学習研究社が1970年から発刊した『学習コンピュータ』誌を辿っていくことにします。そこを軸にしつつ,70年代あたりから拾い始めて,もちろん他の文献史料にも軸を移しながら,歴史の螺旋を現代に向けて進んでいくことにします。  タグは「史料渉猟」と「(西暦)」を付します。  長旅の始まりです。

教育情報化年表2017

 教育情報化年表の公開方法をAdobe Publish Onlineとして,リンク先をそのままに随時最新の内容に更新することにしました。  2017年中は以下のリンクからご覧ください。また右サイドバーでは「教育と情報の年表」という別の年表もご覧いただけます。 ===== 教育情報化年表2017 =====

「教育と情報の歴史通信」No.03

 研究会02では,ニューズレターの創刊号と第02号と最新号(第03号)を印刷して配布させていただきましたが,Webサイトでも最新号のPDFファイルの配布を開始しました。 【 「教育と情報の歴史通信」No.03 】  今回は初夏に行ないました研究会01を特集しています。千葉県柏市の教育情報化の取り組みがどのような歴史をたどったのかお読みいただけます。 —  ちなみに創刊号と第02号のPDFをリビジョンアップしています。タイトル…

History of Computing in Education

 教育と情報の歴史研究は,もちろん日本だけの動きではないのですが,なかなか研究動向が把握できていません。  情報処理国際連合(IFIP)が開催しているWorld Computer Congressでは2004年から「History of Computing in Education」(HCE)という部会が開かれて,世界中の記録を徐々に集め始めているようです。  そうした蓄積は,よちよち歩きを始めた日本における教育と情報の歴史研究にとって…

[歴史のシミ][#4] 昭和60年度「教育方法開発特別設備補助」

 日本の教育情報化のスタートはいつなのか。  残念ながら関係者の見解が統一されているわけではありません。立場によって、放送・視聴覚教育の文脈の中で答えを探す人もいれば、CAI研究に端緒を見ようとする人もいますし、政策・行政動向によって定義づけるやり方もあります。  学校教育という視野に限った場合、文部省『学制百二十年史』(平成4年)にある、次のような記述が参考にできると思います。 我が国の初等中等教育における情報化への対応は、昭和四十年…

[歴史のシミ][#3] 「デジタル教科書」という用語

 「デジタル教科書」という言葉が注目を集めています。しかし、今日の文脈でこの言葉は明確な定義づけをすり抜けてバズワード化してしまっています。  一体、デジタル教科書という言葉はどのように登場したのか。少しばかり歴史を探ってみることにしましょう。 —  最初の取っ掛かりとなりそうな資料として、関幸一氏が「デジタル教科書 −デジタル教科書の過去・現在・未来−」(『情報教育資料32号』20120210)という論考を書いています。関…