NEW誌 創刊物語 (2)

 学習研究社『NEW 教育とマイコン』(『NEW 教育とコンピュータ』と途中改称)は1985年から2007年まで刊行されていた実践活用情報誌です。「NEW誌と時代を振り返る」座談会企画スタートを記念して,創刊当時を振り返ります。 —  学習研究社の新雑誌『NEW 教育とマイコン』は,1985年6月号から隔月刊誌としてスタートしました。編集長は貞本勉氏。『学習コンピュータ』で教育コーナーを担当しながら,この分野の専門家たちに協…

NEW誌 創刊物語 (1)

 学習研究社『NEW 教育とマイコン』(『NEW 教育とコンピュータ』と途中改称)は1985年から2007年まで刊行されていた実践活用情報誌です。「NEW誌と時代を振り返る」座談会企画スタートを記念して,創刊当時を振り返ります。 —  教育系出版社である学習研究社は,コンピュータ技術者育成のための教育雑誌『学習コンピュータ』を1970年6月に創刊しました。社会的にも注目が高まっていたコンピュータや情報処理に関わる様々なトピッ…

『学習コンピュータ』1974

『学習コンピュータ』1974   — [2月号] イラスト・アプリケーション「お世話になります,入学から卒業まで =国際基督教大学(ICU)のコンピュータ・システム=」7-11頁  「ICU入学試験システム」「ICU教務事務システム」について紹介している。 特別企画「ソフトウェア会社の現状と問題点 =発展過程,採算面,勤労状況から今後の動向を探る=」55-63頁   わが校わがクラブ「少人数クラスで徹底学習 =導入1年目の都…

『学習コンピュータ』1973

『学習コンピュータ』1973   — [1月号] クラブ訪問「文化祭の人気者,一宮商業高校のコンピュータ」86-87頁 千葉県にある一宮商業高校の「電算クラブ」の文化祭展示を紹介している。出しものが「恋人選び」「職業適性」「絵」というところが微笑ましくもある。とはいえ,これらのプログラムをCOBOL言語を使って3か月かけて自作したという。使用コンピュータはファコム230/15と230/10の2台だそうだが,全国の高校で2台も…

『学習コンピュータ』1972

『学習コンピュータ』学習研究社 この時期の毎号の目次には「コンピュータは人類の造った偉大なマシン。よりよき活用が,明日の社会を演出する」という標語が掲げられている。 — [1月号] 特別企画「絵で見る未来のコンピュータ都市」(文・南條優/絵・緒方健二)14-23頁 世界最初のコンピュータENIAC誕生から25年が経過した時期に描かれた未来予想図。日本におけるコンピュータが1万台を超えようとしていると記されている。「ショッピン…

史料渉猟を始めます

 教育と情報の史料を集め続けているものの,なかなか紐解くところへ踏み出せていませんが,少しずつここで作業を進めることにします。  まずは学習研究社が1970年から発刊した『学習コンピュータ』誌を辿っていくことにします。そこを軸にしつつ,70年代あたりから拾い始めて,もちろん他の文献史料にも軸を移しながら,歴史の螺旋を現代に向けて進んでいくことにします。  タグは「史料渉猟」と「(西暦)」を付します。  長旅の始まりです。

教育情報化年表2017

 教育情報化年表の公開方法をAdobe Publish Onlineとして,リンク先をそのままに随時最新の内容に更新することにしました。  2017年中は以下のリンクからご覧ください。また右サイドバーでは「教育と情報の年表」という別の年表もご覧いただけます。 ===== 教育情報化年表2017 =====

「教育と情報の歴史通信」No.03

 研究会02では,ニューズレターの創刊号と第02号と最新号(第03号)を印刷して配布させていただきましたが,Webサイトでも最新号のPDFファイルの配布を開始しました。 【 「教育と情報の歴史通信」No.03 】  今回は初夏に行ないました研究会01を特集しています。千葉県柏市の教育情報化の取り組みがどのような歴史をたどったのかお読みいただけます。 —  ちなみに創刊号と第02号のPDFをリビジョンアップしています。タイトル…

History of Computing in Education

 教育と情報の歴史研究は,もちろん日本だけの動きではないのですが,なかなか研究動向が把握できていません。  情報処理国際連合(IFIP)が開催しているWorld Computer Congressでは2004年から「History of Computing in Education」(HCE)という部会が開かれて,世界中の記録を徐々に集め始めているようです。  そうした蓄積は,よちよち歩きを始めた日本における教育と情報の歴史研究にとって…