第2回研究会終了

 2014年11月24日(月曜祝日)にお茶の水女子大学附属中学校にて「教育と情報の歴史研究会02」を開催しました。  当日は30名の参加者の皆さんと学校とインターネットの始まりについて振り返りました。ディープな話も当時を知る皆さんが多いため様々なやり取りを誘発して深まっていくのが面白かったです。  本会恒例の動画記録やストリーミング中継もお許しいただき,数人の視聴者を得ながら内容を共有出来たことも良かったと感じています。  研究会の内容…

【催事】20141026 第1回 学校ホームページ成人式 IN 広島 20周年プチシンポジウム

 学校ホームページが20歳の時を迎えようとしているようです。そのための成人式企画が始まるとのこと。第1回目が10月26日に広島で開かれます。  関心のある皆様はぜひ参加してください。 — 日時:2014年10月26日(日)14:30〜16:00場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C参加費無料 【プチシンポジウムのテーマ】 なぜ、私たちは、学校ホームページを作ったか!?~そのきっかけ、気持ち、事情~ 【登壇予定者】 玉…

20141124 第2回教育と情報の歴史研究会

 2014年11月24日(月曜祝日)に開催することが決定しました。 申込み受付ページ http://kokucheese.com/event/index/220323/ — 【基本情報】 教育と情報の歴史研究会022014年11月24日(月曜祝日)13:30〜16:30(13:20受付開始)お茶の水女子大学(東京都)http://www.ocha.ac.jp/access/参加費:500円(資料代)    【内容】予定 〈オ…

History of Computing in Education

 教育と情報の歴史研究は,もちろん日本だけの動きではないのですが,なかなか研究動向が把握できていません。  情報処理国際連合(IFIP)が開催しているWorld Computer Congressでは2004年から「History of Computing in Education」(HCE)という部会が開かれて,世界中の記録を徐々に集め始めているようです。  そうした蓄積は,よちよち歩きを始めた日本における教育と情報の歴史研究にとって…

教育と情報の年表

 少しずつですが,教育と情報の歴史の重要性についてアピールをしています。第1回研究会で配布した記念冊子「教育と情報の年表」への関心もいただいています。 —  現在,教育と情報の歴史研究会では, 1) 不定期のニューズレター「教育と情報の歴史通信」 2) 第1回研究会記念冊子「教育と情報の年表」 の2つで,年表を皆さんにお伝えしています。  前者はコンパクトに主要事項をまとめたものが毎号ニューズレターの付録として付き,発行のた…

20140705 教育と情報の歴史研究会01

 2014年7月5日,千葉県柏市で第1回教育と情報の歴史研究会を開催しました。当日の研究会と懇親会は充実した時間を過ごして無事終了しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。 —  当日は,地域インターネットの取り組みの中でも草分け的な存在である「柏インターネットユニオン」が柏市の学校とインターネットをどのようにつなげてきたのか,その興味深い歴史をひも解いていただきました。  また,学校におけるICT活用についても…

[歴史のシミ][#4] 昭和60年度「教育方法開発特別設備補助」

 日本の教育情報化のスタートはいつなのか。  残念ながら関係者の見解が統一されているわけではありません。立場によって、放送・視聴覚教育の文脈の中で答えを探す人もいれば、CAI研究に端緒を見ようとする人もいますし、政策・行政動向によって定義づけるやり方もあります。  学校教育という視野に限った場合、文部省『学制百二十年史』(平成4年)にある、次のような記述が参考にできると思います。 我が国の初等中等教育における情報化への対応は、昭和四十年…

[歴史のシミ][#3] 「デジタル教科書」という用語

 「デジタル教科書」という言葉が注目を集めています。しかし、今日の文脈でこの言葉は明確な定義づけをすり抜けてバズワード化してしまっています。  一体、デジタル教科書という言葉はどのように登場したのか。少しばかり歴史を探ってみることにしましょう。 —  最初の取っ掛かりとなりそうな資料として、関幸一氏が「デジタル教科書 −デジタル教科書の過去・現在・未来−」(『情報教育資料32号』20120210)という論考を書いています。関…

[歴史のシミ][#2] 「ミレニアムプロジェクト『教育の情報化』」

 教育情報化に関する過去の資料を漁ろうとすると、否応なくインターネット上の情報リソースを掘り起こさなければならないときがあります。  ところが、ネット上でのみ公開されていた情報は、役目や関連事業が終わったりすると削除されることもありますし,サイト・リニューアルやサーバー引っ越しなどのタイミングで失われたり、リンク切れになっているものも珍しくありません。  ネットの世界には、「後から参照したいもの」を保存する手段がいくつかありますので、そ…

[歴史のシミ][#1] 『情報教育に関する手引』

 『情報教育に関する手引』というものがあります。学習指導要領の改訂と歩調を合わせて作成され,現在は『教育の情報化に関する手引』という名前になっています。  今回のネタは,平成元年の学習指導要領改訂の時に初めて登場した『情報教育に関する手引』が一体何年に作成されたのか,です。  「手引」の最新版である『教育の情報化に関する手引』(平成22年)を参照すると,明確に「平成2年7月」という日付が書いてあります。つまり1990年です。  ところが…